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Category:呼吸器疾患

2021年9月10日
下部呼吸器疾患

臨床症状一食欲不振、体重の減少、沈うつ、疲労

下部呼吸器疾患では、咳という四大徴候の一つの症状がかなり乏しいため発見が遅れやすい。そのため食欲不振体重減少時にいかに呼吸器の症状をチェックするかが鍵となってくる。このような症状を見つけることができると治療につながる。肺の実質や心疾患に関しては犬や猫に準じると考えてよく、これからは、ウサギの寿命が延びてきているためエビデンスの再考もあると思います。

また圧迫性疾患として胸腔外の腫鶏の圧迫、EZ症や開帳肢などにみられる体勢の変化からの呼吸促迫、高齢時の横隔膜の筋力低下が疑われる横隔膜変異による呼吸困難もあり胸部疾患にかぎらない広い視野が必要です。

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執筆者

水前寺公園ペットクリニック院長

うさぎの病院、水前寺公園ペットクリニック院長 中田至郎

学歴

  • 熊本市立桜山中学校 卒
  • 私立真和高等学校 卒
  • 麻布大学獣医学部獣医学科 卒
  • 熊本大学医学教育部博士課程 卒業(医学博士)

所属等

  • 熊本臨床獣医師研究会
  • 一般社団法人 日本獣医エキゾチック動物学会 理事
  • 九州エキゾチック動物臨床研究会 会長
  • 日本獣医皮膚科学会
  • 公益財団法人「人と動物の会」
  • 麻酔外科学会
  • エキゾチックペットセーバーインストラクター(資格団体:一般社団法人日本国際動物救命救急協会)
  • 鹿児島大学共同獣医学部付属動物病院パートナー病院

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