薬剤感受性試験
Category:呼吸器疾患
2021年8月5日薬剤感受性試験
鼻汁、くしゃみの症状がある場合、鼻気道内への薬剤感受性試験に頼るところが多いが、いくつかの考慮点があります。第一に大や猫と違い副鼻腔がほぼ独立しているの
で、スワプ検査で直接検査できないことです。第二に前で鼻を拭うためスワプ侵入部に菌がつきやすいことです。第3に常在菌もあることです。第四に常在菌が病原菌ではないことです。今回示すように病原歯がバスッレラだけでなく、またニューキノロン系楽剤がすべてに効果があるわけではないです。
上記を考慮しても藥剤感受性試験は臨床判断には必要です。
疾患
上部呼吸器疾患と下部呼吸器疾患との簡易鑑別をおこったのち、X線像による症状部位の特定と病原最近培養による両面からの鑑別を行います。