外部寄生虫・ツメダニ症
Category:脱毛
2021年5月26日ウサギにおいてもツメダニ症は高頻度でみられ、寄生虫疾患のウサギの約70%がツメダニ症との報告があります。
感染したウサギの多くは無症状であり、鱗屑が主訴の場合が多いです。
ただし、重度の場合には脱毛などがみられることもあります。
また、ツメダニ症はほかの個体との接触がなく、室内飼育の高齢ウサギにおいても発現するため、不顕性感染が多いと推察されます。
治療
治療は、イベルメクチンやセラメクチン含有の滴下式駆除剤が有効です。
主な鑑別診断
- 耳ダニ
- ノミ
- 皮膚糸状菌症
- 細菌性皮膚炎